Webアクセシビリティのすすめ
2022.04.01

こんにちは!日々子育てに奮闘中、ディレクターのMです。
今日から4月、進学、進級の季節ですね。うちのチビもめでたく年中さんに進級!今朝は少し緊張しながら保育園へ登園してました笑。

さて、今回はWebアクセシビリティに関するお話です。
昨年5月に障害者差別解消法が改正されました。これにより、今までは国や自治体のみが義務化されてたWebサイトのアクセシビリティ対応が民間事業者でも義務化され、公布から3年以内に対応が求められるようになりました。

Webアクセシビリティについては、Webを生業にする者としては普段から意識してはいますが、実際に対応するとなると予想以上に気をつける事がたくさんあります。最近携わった案件で、適合レベルAA(ダブルエー)を満たすよう制作を行いましたが、これがかなり手こずりました。。実体験も交え、アクセシビリティに関して分かりやすくお伝えできればと思います。(シリーズ可決定!)

Webアクセシビリティとは?

まず最初に、Webアクセシビリティの概要について説明しますね。

アクセシビリティ(Accessibility)は「近づきやすさ」や「利用のしやすさ」などの意味を持つ英単語です。Webのアクセシビリティは、ウェブページにある「情報や機能の利用しやすさ」という意味で使われています。

Webアクセシビリティ=Webのバリアフリー化

具体的には、視聴覚や手・腕の動きに障害があったり、加齢により機能が低下したりしても、何らかの代替手段によって健常者・若い人と同様にWebサイトの閲覧・操作等ができることを指します。例えば、文字が拡大、縮小できるようにしたり、テキストと背景色のコントラストをあげて文字をみやすくしたり、という事もアクセシビリティ対応の一つになります。

Webアクセシビリティの規格

日本の場合、国際標準のWCAG2.0(Webコンテンツ・アクセシビリティ・ガイドライン)を元に作られた「JIS X 8341-3:2016」という規格があり、達成項目の種類により、適合レベルがA(シングルエー)、AA(ダブルエー)、AAA(トリプルエー)の3段階で定められています。

レベルA
最低限の基準。この基準を達成していないと、サイトを閲覧できない人が存在しうる。

レベルAA
望ましい基準。この基準を達成していないと、サイトの閲覧が困難な場合がある。

レベルAAA
発展的な基準。この基準を満たすと、よりサイトが閲覧しやすくなる。

国や自治体などの公的機関のサイトには、レベルAAの準拠が求められています。今後民間事業者に要求されるレベルは今のところ未定です。

Webアクセシビリティの対応内容

Webアクセシビリティの対応内容は大きく下記の4つのカテゴリに分かれています。

知覚可能
情報が、利用者が知覚できる方法で提示可能でなければならない。

操作可能
UIは問題なく操作可能でなければならない。

理解可能
情報、およびUIの操作は理解可能でなければならない。

堅牢性
支援技術を含む様々なユーザエージェントが、確実に解釈できるように十分に堅牢 (robust) でなければならない。

それぞれのカテゴリの中に、細かい適合項目が列挙されています。ウェブアクセシビリティ基盤委員会のサイトに一覧表が掲載されており、分かりやすいので是非見てみてください。
https://waic.jp/files/cheatsheet/waic_jis-x-8341-3_cheatsheet_201812.pdf

次回からは各対応内容の詳細について掘り下げて解説していきたいと思います!

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