MakeShopとShopifyを比べてみた

公開日: 2021.07.27

最終更新日: 2022.06.07

MakeShopとShopifyを比べてみた

【結論】

腰据えてECやりたいけどよくわからないから教えて!!
MakeShop

これからどんどん自分のサイトを弄ってオリジナリティ出していくぞ!!                        
Shopify

です。お疲れ様でした。

というわけにもいかないと思うので、さっそく解説していこうと思います。
カンナートの営業担当小川です💦

※あくまでもEC事業初心者の方向けに書いています。

他のShopify関連記事は私のTwitterにまとめていますので見てみてください。

もうすこし粒度を細かくすると…

こんな人はMakeShop/Shopify向きですよという話です。

・MakeShop
→初めてのECサイト構築の方
→わからないことが多いから相談しながら運営したい方
→そこまでEC事業に人手割けない方
→Shopifyと同等のデザインを求めると初期投資額が高くなる傾向がある

・Shopify
→自分でゴリゴリ自社サイトいじりたい方
→新しい仕組みや機能はどんどん取り入れてきたい方
→ヒートマップ導入して分析!配置/色変更!自分でPDCA回したい!
→初期費用比較的安価で敷居が低いケースがある

です。
正直自走する自信がない方はMakeShop選んでた方が良いと思います。
やっぱり電話相談できるのはデカイです。

運用方法にもよりますが、1,000万/月ぐらいまでの売上ならMakeShopでも問題ありません。
ただそれ以上のスケールを求めるのなら、どこかでカートを乗り換える必要がある(外部システムとの連携など)ので、それは覚悟しておくかShopifyを選んでおきましょう。

後はそもそもとして、個人でこれからECやろう!という場合は外部決済代行会社との契約審査がうまくいないこともあるので、そうなるとShopify一択です。(Shopifyも一応審査ありますが、MakeShopより通りやすいと言われています。)

公式が出している資料を見てみよう

最近、MakeShopのこんな記事を見つけました。

MakeShopとShopify(ショッピファイ)の比較|MakeShopMakeShopの導入を検討されているお客様から「Shopifyと何が違うの?」と相談されることが多いので、今回はShopwww.makeshop.jp

簡単に言うと「色々機能つけたらMakeShopの方がランニング安いし電話相談できるぜ!」という内容でした。

まあMakeShop側が出している資料なので自社が有利に見せるのは当然ですが、ちょっと補足が必要な内容でもあるかな~と。
特にMakeShopの一番安いコースで割り振られている保存容量なんて100MBですからね。
拡張前提ですよ。

その他以下の機能についてはガッツリ費用かかるので要注意です。
・レコメンド機能
・予約機能
・定期販売機能
物によっては初期費用で30万かかりますからね、さすがに全部付けたらShopifyと変わらないか、ちょっとShopifyが安いぐらいになると思います。

そういう意味でも個人だとMakeShopが厳しくなるんじゃないかなと思うケースがあります。

・レコメンド機能

イーレコメンドショップ訪問者と関連性の高い商品やピックアップ商品を自動で表示するレコメンド機能。ランキングの表示も可能です。スマホサイトwww.makeshop.jp

・予約販売

ネットショップの開業・構築なら集客に強いMakeShopで!予約販売機能は、ネットショップの売上アップに効果があります。なぜなら、発売前の商品を先行販売し、予約注文を受けられるからでwww.makeshop.jp

・定期販売機能

定期購入オプション定期的に商品を販売することができる定期購入オプションは、ネットショップで重要なリピーター獲得に効果的です。お届け回数によっwww.makeshop.jp

要件次第ってことですね、そもそもECサイト自体金額では決められないポイントが多いので先に機能面を詰めた方が良いです。

サイトのデザインの自由度/完成度

何をもってデザインとするか、どこまでをデザインとして加味するかという議論は一旦おいておいて、基本的にShopifyの方が自由度が高いです。
(事業者側にどれだけリテラシーと技術力があるかにもよりますが)

分かりやすいところで言うと、フロントのページ構成においてShopifyは基本ノーコードでいじれます。これだけでShopifyの圧勝ではあるのですが、素材(写真)が弱い場合は裏目に出る場合もあるので要注意です。

また、冒頭にも書いていますが、Shopify同レベルのデザインをMakeShopに求めるのならば相応のデザイン実装費がかかるので注意です。

MakeShopのテンプレもありますが、css/htmlが分からないレベルならShopifyより圧倒的にテンプレのデザイン力(?)は劣ります。

越境について

越境は基本的Shopifyです。
MakeShopの場合、決済画面と通貨は日本語のみなので、本気で越境ECやりたい!という場合はShopify一択です。
※あくまでもShopifyは越境に対応しやすいというだけで、Shopifyなら越境EC売れるようになるというわけではないです。

ただ、「国内中心で海外にも対応したい」というレベルであればどちらでもいいと思います。

BeeCruiseさんの「Buyee Connect」を導入してもらえれば十分です。

タグ1つで越境ECスタート|Buyee Connectで簡単海外販売Buyee Connectとは、タグ1つで世界118の国と地域に海外販売が可能になるサービスです。カスタマーサポート、言語beecruise.co.jp

簡単に言うとBeeCruiseさんで発行してもらうタグをサイト内に貼っておけば、決済も発送もBeeCruiseさんで行ってもらえる(代理購入)というサービスです。

海外からの問い合わせの対応もやってもらえるので「とりあえず」レベルであれば導入いただき、額が増えてれば自社で…という形で良いかと思います。

あらためて結論

・EC事業に不安を覚えて手伝ってほしい方はMakeShopです。
・自分でやりたい方はShopifyです。

こんなまとめていいのでしょうか?笑

弊社ではMakeShopの構築サポートもBeeCruiseさんのご紹介も可能ですのでご相談事ありましたらご連絡ください☺

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